本日2024年4月22日(水)、Sumiyokuのver.2.6.0をリリースしました。

 

◼︎アップデート内容

近日、AWS Lambda におけるNode,js 16 のサポートが終了するため、今回のアップデートではSumiyokuシステムをNode.js 20に対応しました。 

今後Sumiyokuを構築する際には、ver.2.6.0以降のバージョンで構築をしてください。 また、既存環境についてもお早めにバージョンアップを実施頂くことをお勧めします。

 

◼️ご提案

※2023年6月30日をもって、LINE SMART CITY GovTechプログラムの保守運用終了が発表されました。LINE SMART CITY GovTechプログラムを活用したLINE公式アカウントを運用されている自治体様は、今後の不具合改修や運用保守のため、Sumiyokuへの環境の乗り換えをお勧めいたします。

本件に関するご相談も承っております。 https://common-creation.com/contact/

 

◼️今後のアップデート予定

  • 追加型帳票の回答回数制限
  • アンケートの設問アイテムに画像や位置情報を追加
  • 既存機能のUI改善や不具合修正

 

■Sumiyokuとは

「Sumiyoku」は、LINE Fukuokaが提供するオープンソース「LINE SMART CITY GovTechプログラム」を、より運用しやすく機能開発したLINE公式アカウント活用支援クラウドサービスです。セグメント配信やチャットボット、申請機能など、ご要望が多い機能をパッケージ化することで、短期間・低コストで必要な機能をLINE公式アカウントに導入することができます。

「LINE SMART CITY GovTechプログラム」自体は2023年6月30日をもって開発・保守終了が発表されましたが、「Sumiyoku」を活用いただくことで、今後もLINE公式アカウントの機能アップデートや、新規機能の追加、保守対応を継続することができます。

コモン・クリエーション株式会社は、光武内科循環器科病院(以下、光武病院)と協業し、医療・介護従事者向けLINE公式アカウント「光武内科循環器科病院」を開設し、レスパイト入院の予約管理を効率化する「レスパイト入院予約機能」の提供を2024年5月1日より開始いたします。

※レスパイト入院とは:在宅で介護・医療を受けている方やそのご家族や介護者が、休息や一時的な事情において利用いただける短期入院のこと。

 

LINE公式アカウントを用いた「レスパイト入院予約機能」導入の背景

これまで壱岐市では、レスパイト入院予約の受付は要介護者ご本人またはご家族の要望を受けたケアマネジャーが、電話またはFAXでレスパイト入院を受け付けている病院まで空き状況を確認し、予約や予約の変更・キャンセルのやりとりを行っていました。

LINE公式アカウントを使った「レスパイト入院予約機能」を用いることで、ケアマネジャーがリアルタイムで、24時間いつでもレスパイト入院が可能な日にちや時間枠を確認することができ、予約までをLINEで簡単に完結することができるようになります。

本機能を導入することで、ケアマネジャーの業務負担を軽減し介護業務そのものに専念できる効果が期待できる他、これまで電話やFAXでの予約に関するやりとり・予約状況の管理業務を行ってきた病院職員の業務効率化に繋げることができます。

※壱岐市においては、レスパイト入院は要介護者様の担当ケアマネジャーを通じてのみ受け付けているため、LINE公式アカウント「光武内科循環器科病院」の「レスパイト入院予約機能」も要介護者様の担当ケアマネジャーのみ利用ができる仕組みとなっています。

予約・キャンセル・変更時には、ケアマネジャー専用のレスパイト入院予約のパスワードが必要です。

レスパイト入院予約機能の使い方

LINEでレスパイト入院を予約する

LINEでレスパイト予約の確認、キャンセル・日にちや時間枠を変更する

LINE公式アカウントから、レスパイト入院の予約の情報が一覧で表示されるため、ケアマネジャーが担当する非介護者様の予約状況をいつでも確認することができます。

また、予約状況一覧から予約情報をタップすると詳細内容が表示され、予約内容の変更やキャンセルを行うことができます。

光武病院が所属する玄州会理事長<光武孝倫>コメント

今年で開院76年目を迎える社会医療法人玄州会は「100年目でも選ばれる私たちでありたい」というミッションのもと、3つのプロジェクトを立ち上げました。

1つ目は、良い意味で「病院らしくない」誰もが気軽に立ち寄れる「サードプレイス」の提供。

2つ目は、医療や介護における世界最高のサービスと感動体験の提供。

そして3つ目は、DX化による「最先端のメディケアアイランド」の実現。

第1弾の取り組みは、現場職員の声からレスパイト入院予約の改善に着目し、DXによる課題解決を目指してスタートいたしました。

介護・医療領域とはことなるDXプロジェクトは、職員たちにとって大きな挑戦でしたが、玄州会にとって「最先端のメディケアアイランド」の実現に向けた大きな一歩を踏み出せたと実感しております。

最後に、玄州会の思いに共感し、本取り組みの実現に尽力いただいたコモン・クリエーションの皆様に感謝を申し上げます。

 

本取り組みを皮切りに、2024年6月よりLINE公式アカウント「光武内科循環器科病院」は患者様に向けの情報発信を開始し、その後アンケートの声を元にした追加機能開発を予定しています。

LINE公式アカウント「光武内科循環器科病院」および「レスパイト入院予約機能」開発について

LINE公式アカウント「光武内科循環器科病院」の開設および「レスパイト入院予約機能」は、コモン・クリエーション株式会社が提供するLINE運用システム「Med-well」を活用して開発しております。システム導入に関するお問い合わせは、コモン・クリエーション株式会社へお問い合わせください。

 

会社概要

法人名

社会医療法人玄州会 光武内科循環器科病院
https://www.gensyukai.or.jp/

代表者

理事長 光武 孝倫

設立

1982年1月15日

所在地

〒811-5135 長崎県壱岐市郷ノ浦町郷ノ浦15-3

 

会社名

コモン・クリエーション株式会社
https://common-creation.com/

代表者

CEO 留置 正浩

設立

2020年10月20日

所在地

〒810-0041 福岡県福岡市中央区大名2丁目6-11 Fukuoka Growth Next SOC-25,26号室

事業概要

LINE SMART CITY GovTechプログラムの開発、導入支援ウェブサイト、ソフトウェアの開発及び保守・運用経営・ITコンサルタント及び各種マーケティング業務